東京・水道橋。大学やオフィスが立ち並び、東京ドームもほど近いこのエリアは、実は都内屈指の「ラーメン激戦区」でもあります。
そんな激戦区において、常に安定した人気を誇り、行列が絶えない名店といえば……そう、『つじ田 水道橋店』です。
今回は、つけ麺界の重鎮とも言える「つじ田」の看板メニュー、濃厚つけ麺を実食レポート。
最後まで飽きさせない「つじ田流」のこだわりを徹底解説します!
落ち着いた和の佇まい

水道橋駅から徒歩数分。
オフィス街の一角に、高級割烹を思わせるような白木の看板と暖簾が見えてきます。
店内は清潔感あふれる和モダンな雰囲気。
カウンター席がメインで、一人でも入りやすいのが嬉しいポイントです。
まずは入り口の食券機でチケットを購入。
今回は王道の「濃厚つけ麺」をチョイスしました。
視覚から伝わる「旨さ」のオーラ

席について待つこと数分。
運ばれてきた一杯に、思わず見惚れてしまいます。
艶やかに輝く太麺。そして、見るからにドロリと濃厚そうな茶褐色のスープ。
このスープは、豚骨、鶏ガラ、魚介、そして野菜など、厳選された素材を長時間煮込んで作られているのだそう。
立ち上がる魚介の香りが、食欲を猛烈に刺激します。
まずはスープを一口。
「……濃い!でも、上品!」
ガツンとくる動物系の旨味の後に、魚介の華やかな香りが追いかけてきます。
濃厚なのに嫌なしつこさがなく、素材の甘みがしっかりと感じられる完成度の高さは流石の一言です。
麺は、スープに負けない存在感のある特製太麺。
もっちりとした弾力があり、噛むほどに小麦の香りが広がります。
これぞ醍醐味!つじ田流「三段活用」の儀式

つじ田のつけ麺を語る上で欠かせないのが、卓上に置かれた「流儀」の案内。
一杯のつけ麺を三段階の味で楽しむのがつじ田スタイルです。
① まずはそのまま、純粋に味わう
まずは麺をスープにどっぷりと潜らせて。
麺のコシとスープの濃厚な絡みをダイレクトに楽しみます。これだけで「完成された味」であることを実感。
② 1/3食べたところで「すだち」を絞る

ここで、麺に添えられた「すだち」の出番。
スープではなく、麺に直接絞るのがポイントです。
一気に爽やかな酸味が加わり、濃厚だった口の中がリセットされます。
この「清涼感」へのシフトチェンジが、つじ田の真骨頂!
③ 残り1/3で「黒七味」を振る
最後は、京都の老舗「原了郭」の黒七味を麺にパラリ。
ピリッとした辛みと、山椒の香ばしい風味が加わり、一気に大人な味わいへ。
最後まで全く飽きることなく、むしろ「もっと食べたい」と思わせる魔法の味変です。
〆のスープ割りで至福のフィニッシュ
麺を完食した後は、店員さんに「スープ割り」をお願いします。
濃厚なスープが程よく薄まり、出汁の旨味がさらに際立つ一杯に。
最後の一滴まで飲み干すと、お腹も心も最高の満足感で満たされました。
おわりに
水道橋の『つじ田』。
そこには、単なる「濃厚なつけ麺」という言葉では片付けられない、計算し尽くされた味のストーリーがありました。
初めての方はもちろん、最近食べていないなという方も、ぜひあの「すだちと黒七味」の感動を味わいに足を運んでみてください。
ごちそうさまでした!
【店舗情報】
- 店名: つじ田 水道橋店
- アクセス: JR水道橋駅 西口より徒歩約1〜2分
- 営業時間: 11:00~23:00(土日は21:00まで)
- 席数: 18席(カウンターのみ)

